5.0
多視点が面白い
家族のそれぞれの人の視点から語られている点が珍しくて、それがこの作品のよさです。多くの場合は人それぞれの理由やら正義感があるのに、一つの視点からしか語られないとそういうのは伝わりにくいですよね。結局、それぞれの人柄今までの経験を踏まえて自分なりの最善の選択をしているつもりでも周りからどう見えているかなんてわからないし、そこをお互い正直に話すことで初めてわかるものがあるんだなと思いました。これを伝えたかった作品なのかなと思います。
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真綿の檻