4.0
フィクションとして納得の結末
あらゆる暴力は絶対に許されないし、性○暴行も例えフィクションでも胸糞悪い。
被害者は一生苦しむし、作中でも被害者が加害者に対して行った行動については一貫して後悔していないところに作者さんの本意があると思う。
その上で、性欲にまみれた糞野郎に巻き込まれて過ちを犯した若者たちについて救いの手だったり、前を向かせる描写が、もしかしたら現実的では無いかもしれませんが、とても救われました。
あと後半の先輩の振る舞いはとても良かったです。クズな男、女もいるけど、勿論いい人もいるよねと、改めて思いました。
ただ、今後先輩自身も佐々木さんを支えていく中でしんどくなりすぎないように気をつけて欲しいなと。
そしてそしてなによりケンちゃんが吹っ切れてとても嬉しいです。難しい題材の中で、物語としていい終わり方だと思いました。
※(性◯暴行が禁止ワードなの如何なものか…
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僕の名前は「少年A」