5.0
映画後の
以前から作品は知っていますし、BLとしてはいつか読みたいなと思っていた作品です。
今回の映画をキッカケに原作を読むきっかけをいただきました。映画から入った身からすると映画から入って良かったかな、と。きっと原作がとても大切な作品になるから、映画と違うところが目についてしまうから。
窮鼠〜から全て読み切りました。今まで読み渋ってたのもったいなかったと思うくらい。BLという枠ではなく、恋愛としてとても狂おしく常に胸が締め付けられました。生きているうちにこのような恋愛に会える確率はどのくらいなんだろうかと。
今ケ瀬のいじらしさが可愛く、相手を家で待つ時間を心配でやきもきして、苦しすぎて恋に窒息しそうになって別れて。それでも息がしづらいほど恭一を求めてしまう。恋愛って苦しい。
2人は今も一室でいつかくるかもしれない終わりを見ながらも、寄り添って暮らしているのかなって思うと、男女の結婚という一区切りがある関係性よりも、相手を大切に出来る時間を積み重ねているのかなと思います。ありがとうございました、紙で買おうと思います。
- 8
俎上の鯉は二度跳ねる