4.0
眼福ファンタジー
中世ヨーロッパ風世界観はもはやファンタジーの王道とも呼べるくらいありきたりなのに、
高い画力を持った作家に描かれると、やはり引き込まれずにはいられない魅惑の世界だなとつくづく思う。
憧憬を抱き続ける何か、というのは個人的により異世界に近いほど、なのかも。
背景から衣装小物は勿論、美麗キャラ満載は眼福の一言に尽きる。
非現実的だけれども絶妙なバランスの頭身や、中性的だが女性的ではない身体描写等、
美貌表現の理想値、好みの中央値のようなものを設けるとしたら、
作家の造形センスはそれに近いような安定感というか安心感を感じる。
綺麗、可愛い、エロい…ただ直感的に、視覚的に捉えるままに愉しめる作品。
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クリムゾン・スペル