4.0
昔マーガレットでエッセイ風漫画を連載していた作家さんです。本当にあった話とかでも描かれてます。正直、実話系しか描かない方なのかと思ってました。
内容はお嬢様幽霊が主人公に取り憑き、人形を制作して成仏させてほしいと頼む所から始まります。
球体関節人形の制作の過程がライトめながら丁寧に描かれてます。(確か作者の友人に人形作家さんがいたはず)
エロはありません。健全です。
グロは殆どないに等しいです。
最後の最後で「左近さま」のどんでん返しがあったり、猟奇的な部分もありますが、明るめの絵柄のおかげで大分中和されています。
(逆にグロが見たい人には物足りないかも)
話もまとまってて良かったのですが、もっとエログロな感じも欲しかったような。
気になったのは、取り憑かれてた間に迷惑かけた人々へのフォローが皆無(とくに相方)なこと。後日談でもう1話くらいあれば完璧だったかな、と思ってしまったので☆−1とさせて頂きました。
(本当は3.5位の評価ですが、贔屓目で)
漫画家としてかなりキャリアがある方なので、とても読みやすいし、絵は丁寧で綺麗です。普段親しみやすく気の抜けた作風(褒め言葉)の作者の本懐を見れた気がしました。
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2
わたしの可愛いお人形さんは、