4.0
作者の術中に
凡そレディースコミックにあるまじき?瞳中にキラキラした星の一切ない、真っ黒に描かれた眼球が不思議な静謐さを生み出し、なおかつ性的な要素を極力排除し、巧みな心理描写でストーリーを押し広げているかのような、これはこの作者の特質であろうと思う。
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凡そレディースコミックにあるまじき?瞳中にキラキラした星の一切ない、真っ黒に描かれた眼球が不思議な静謐さを生み出し、なおかつ性的な要素を極力排除し、巧みな心理描写でストーリーを押し広げているかのような、これはこの作者の特質であろうと思う。
最初の二話読んだだけですが、心の声が出ている時の長澤さんの表情がホラー並みに怖い!
絵の上手い作者の、自在に表現している感じがイイ
人間(犬?)のドロドロとした世界を、とぼけた奇妙な味のユーモアで飄々とした独特のタッチで描く松田ワールド。読めば中毒になるです。
いくつになってもリビドーの欲求さえあれば芸術家は創作活動ができる。
ピカソ然り寂聴宇野千代また然り。
人を見た目で判断するな、とは良く言うが現実には外見から推測するよりないのだ。
鷹野さんに初めて会った人達は知的な外見に加えて眉目秀麗な彼女に勝手な誤解をし、感心もし、時に尊敬し、畏怖する。こんな優秀な人が馬鹿な事を言うはずが無い。そうか、これには意図的な狙いがあるのだと半ば自滅して彼女の前に平伏する。
「私がこの会社を必要としている。会社が私を必要としているかは問題じゃない」のフレーズに笑った。鷹野さんのしれっとした物言いもツボる。作者のはんざきさんの経歴にも興味が湧く。
水戸黄門に興味がない向きでもファブルは常に安心して見ていられる現代風勧善懲悪漫画です
気配を消す筈が何処でも顔出しまくり。弱者を助ける。この矛盾がツボ。
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青の花 器の森