5.0
私がいました
全話読みました。
作者さんほど壮絶な背景ではありませんが、私の家庭では、小学生の頃の担任教師が母親と不倫、その後両親が離婚しました。担任教師が私の勉強を教えると言って家に招き、「自〇するところを見せろ」と言ってきた時、当時小学生だった私は、近くにあった定規で担任教師の目を刺そうとしました。しかし、恐怖のあまり泣くことしかできませんでした。
現在は母親とは縁を切り、看護師になった私は、一度うつ病で休職、現在は精神科に通いながら内服治療を続けながら働いています。幼い頃にあった悲惨な出来事は、大人になってからも悲しい程影響することをこの作品を読みながら、強く共感しました。
あの日、定規で担任教師の目を刺さなくて良かったです。一歩間違えれば私も「少年A」や「キレる17歳」になっていたかもしれないと考えると、決して他人事とは思えないです。
長々と自分語りして申し訳ありません。
どうか世界中にいる"愛子さん"がこの後の人生を心安らかに過ごせますよう、お祈り致します。
- 10
愛と呪い