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ヌリタスを幸せにしてください。
主人公のヌリタスは、貴族は、名誉を押し出し、裏では誰より卑劣と、思っているけれど、身代わりの偽の花嫁として嫁いだ、公爵のルーシャスに対しては、この人は、これまで思っていた貴族と違う、この人をずっとだまし続けなければいけないのか!と、苦しい気持ちを持っています。ルーシャスは、結婚前からヌリタスの秘密を知っていたのに、ずっと気づかぬふりで守ってくれて、この先、きっとヌリタスは、幸せになるに違いないと思うのですが、なかなか、敵役の貴族のアイオラやロマニョーロ伯爵家の人々が、強烈に悪過ぎて、出来れば水戸黄門みたいに、控えおろうとか言って、罪状を述べて、捕まえてほしい気持ちと、なにより、ヌリタスの幸せを望んで、読み続けようと思います。
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