5.0
大奥から暇を出され…といえば聞こえはよいが、事実上は無一文のまま大奥から放り出されたんだょな、、、。実家がある者は帰省すればよいが、黒木さまのように身寄りのない者たちも大勢いただろうに…。なんだかんだとこの青沼さまの直属のお弟子さんがたが、蘭学医学を継承してくれていてちょいと安堵。
田沼さまも平賀源内先生もあちらの世界へ旅立たれてしまったし…、、、。
まっこと憎らしきは、定信公と治済公!! いくら吉宗公の孫と言えども、このような権力ばかりに目がくらむオマエらの悪行を、吉宗公は草葉の陰から泣いてご覧になられているであろう…。
ちなみに平賀源内先生は、生前からご自身の墓石を準備していたのは事実なんだろうか?これが事実ならちょっと驚き!! しかも杉田玄白先生に依頼して…ってことらしいし…。これまた日本史への興味を誘っていただくきっかけとなり、作者さまに感謝です。m(_ _)m
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大奥
130話
第四十四回(1/3)