5.0
作者様にご冥福御祈りします。
人間関係や人の意志と欲が見える作品でした。
とても先が気になる展開でしたが、どう惜しんでも先はないので個人的な登場人物の正体考察をします。
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嘘月偽子:主人公の叔母が担当していたアイドル?
彼女が作中執着している彼=主人公であれば恐らく近くにいた人物。叔母を通してか何らかの形で生前のユキと接触し執着した可能性。
生前のユキを助けるためにお金が必要であったのかと、妹を助けるためではなくユキにとっての救世主になるためとか。
ショーコ:主人公の父親?
後半に合った天使の発言から時間という概念にあまり意味がない可能性。フクドクに因縁があることから前世で関わりがあった説。
フクドク:主人公の母親?
時間の概念がない以上、過去に死んだ人物の登場の可能性+主人公の父親が母親を殺害したことに整合性をつけるならこれが一番しっくり来ると判断しました。主人公の母親が名医であったとしても過去の人物であるため、真名当てが出来ない流れであれば最後の職業カミングアウトで身元がバレることはなかったのではないでしょうか。
リン:山田が拉致られたカジノで上から見てた老人?
リンの話から裏社会の人間関係かつ、権力者であり年老いている可能性(あの老人があの挙動をしてるのであればそれはそれで面白い)。
他の登場人物の中には主人公の妹を虐めていた子も含まれてそうですが、情報がないためそこまでは考察が及びません。あえて可能性があるのであれば記憶喪失の子でしょうか?
(鬼ごっこのグランドの出来事で何もなかった=そもそも記憶がないからという理屈)
しかし、もしも彼女が虐めていた人物であった場合、記憶を取り戻した際に波乱があったのは確実でしょう。
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たとえ灰になっても