5.0
⭐︎5じゃ足りないくらい
本当に面白かった。
転生して成功するために男として生きる事を選んだ主人公と、女=結婚という既存の価値観と闘い続けている女王(オスマン帝国ロクセリーナがモデル?)の生き様が見ていて清々しい。
リアルでも感じる女性特有の生きづらさの壁を「装いの自由」を武器に華麗にブチ破っていくふたりの勇姿が最高に面白いです。
架空の中世ヨーロッパも現代社会も変わらない、普遍的な男女の苦悩や、人として大切にしたい価値観は何なのか、色々と考えさせられる作品でした。
(この作品読んでしまったら他の異世界転生ものじゃ満足できないかも)
できれば、アルシノエが主人公のスピンオフを読みたいです。幸せになって欲しいな。
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異世界女王と転生デザイナー