5.0
不浄▪▪▪
昔、従兄弟が、自宅で亡くなった時の事を思い出していました。
親戚である私とは歳も離れていたせいか、いつもにこやかで、優しい人でした。
彼は、就寝中咳き込んだのか、吐瀉物が詰まり窒息してしまい、
亡くなりました。
事情があって実家に1人で住んでいた為、発見が遅れ大変だったのを記憶しています。
身体の大きな背の高い人だったので、お話の中に度々出てくる様に、
身体から出てくる水分や、油分も
身体に比例して多かったのか、
お棺に大きな染みが出来ていたのを
鮮明に覚えています。
病院で亡くなった場合には
あり得ない染み。
臭いこそはわかりませんでしたが、
お棺についた染みの色は
今でも鮮明に覚えています。
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不浄を拭うひと