3.0
タイトルに惹かれたら、読むか迷ってほしい
作者・ヤマモトさんのインスタをフォローしています。今回もインスタのお知らせから来ました。
ヤマモトさんの作品読みたさで会員登録、ポイント購入しましたが、正直、本当に正直に言うと、誰にでも気軽におすすめできる作品ではありません。
まず、私は作中の言葉をお借りするなら、圧倒的に「大丈夫ではない側」です。(自己判断ですが)
それもあってかヤマモトさんの投稿は本当に楽しみですし、未婚のアラサーという点に共感したり、ニューヨークの生活にワクワクすることもあれば、キラキラした一面を見ると裏切られた!こっち側だと思ってたのに!と勝手に妬んでしまい、落ち込むこともあります。笑
この作品も同じなのかなと思います。
もしかしたら、ヤマモトさんのおっしゃる「大丈夫ではない側」の人にしか共感されないのかもしれません。
そして作中の「大丈夫」だとされる一部の人には誤解を与える可能性もある。
恋愛エッセイというよりは漠然としていて、問題は解決しないし、明るくはない、オチがハッキリしているわけでもないです。そこに等身大のヤマモトさんを勝手に感じて、私は好きなのですが!笑
もっとひどいことを言うと(本当にごめんなさい)ポイントを消費してまで読むものではない…という人が多いかもしれない、と思ってしまいました。
ヤマモトさんを好きで、いつも投稿を見ていて応援している、ということが前提になければ受け入れにくいかもしれない。
ただ、ヤマモトさんの物語を求めている人も確かにいる。と思います。
「大丈夫じゃない側」で「選ばれた経験のない側」だと自称する人。
「他人と自分を比べてばかりでいつも苦しい」のに「幸せの基準は他人の物差しでしか決められない」に心当たりがある人。
誰かの「こうあるべき」「ああした方がいい」「なぜそうしないの?」というセリフに、ウルセー!できるんならやっとるわ!とつらくなってしまう人。
そういう人の心には何か残るというか、引っかかるんじゃないかと思います。
(ヤマモトさんのインスタを見てからこの作品に戻ってくると判断しやすいかもしれません)
まとまらず長くなってしまいましたが、冒頭に「おすすめできない」と書いたのは、身近な誰かと共有するよりも一人でこっそり読んで、ヤマモトさんの暗い部分に安心し、どんな人間も闇を抱えていると思い込みたいからなのかもしれない。
本当に失礼しました。
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大丈夫って何ですか?