5.0
戦闘よりも人間の心
少年漫画なので敵と戦闘するシーンは多々ありますが、それ以上に人間の心の内を繊細に描いているのがこのストーリーの良さだと思います。もうずっと前にアニメ化されて有名になり、話も既に完結していますが、今でも多くの人に愛されているハガレン、未だに色褪せない名作です。
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少年漫画なので敵と戦闘するシーンは多々ありますが、それ以上に人間の心の内を繊細に描いているのがこのストーリーの良さだと思います。もうずっと前にアニメ化されて有名になり、話も既に完結していますが、今でも多くの人に愛されているハガレン、未だに色褪せない名作です。
普通科の高校に通っていると知る機会のほとんどない農業高校や農家さんの様々な事情を覗くことができます。農業高校に見学に来たみたいな気分で読んでいました。
70代のおばあちゃんが赤ちゃんを産むなんていうことは現実ではほぼ確実にありえませんが、このストーリーは現代社会のリアルを描いている感じがします。父、母になって自然と変わる部分もあれば、自ら意識して変わらなければいけないところもある。高齢の夫婦でその様子が描かれているのがおもしろいです。
マイノリティに属する人々にとっての最も強い味方は周囲からの理解だと思います。それを実感させてくれるのがこの作品です。
この作品では、主人公の幸子が自閉症である我が子のために家族や隣人などの周囲の人々に向き合って徐々に光くんが受け入れられていく環境が出来ていく様子が描かれています。光くんのご両親の我が子を思った努力と、光くん自身の成長が周りの反応を変えていく様子を応援したくなります。
主人公の炭治郎が妹の禰豆子を鬼から人間に戻すために鬼と戦うというのがこの話の根本ですが、その過程の中で主人公を含めた様々な登場人物の人を思う気持ちをが描かれています。
人間だった頃には大切にしている家族や、愛する人がいた鬼のエピソードなども度々登場します。倒されるまではあんなに憎いと思っていた鬼にも情が湧いてしまう、こんな作品はなかなかないと思います。
絵は少女漫画らしいですが、内容は競技かるたという名の一種のスポーツに本気で打ち込む高校生の話という感じです。かるた部創設者である千早は常にかるたに全力投球な一方で、他の部員や新入生にはやる気にムラが見られたりするところも部活系漫画らしい。
かるた経験とか性別とかは関係なくみんなに読んで欲しい作品です。
自他ともに認める(?)努力家の少年が藝大合格を目指して頑張る話です。
藝大合格というはっきりとしているようでかなり漠然とした目標に向かってがむしゃらに絵を描き続ける主人公がたまに立ち止まったり思い悩んだりする姿がすごくリアルだなと思います。
私は美大を受験した訳ではないけれど、元大学受験生として色々と共感できる部分が多かったです。
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鋼の錬金術師