継母のように、誰かの事をずーっと長い間、怒ったり、恨んだり、呪ったり、なんて事をし続けるのは、そんな事をしている自分が嫌になったり、疲れたりはしないのかな。
でもそんな人も本当にいるんだろな。
親が決めた縁談のせいで好きな人と結婚できなかったのは気の毒だけど、だったら二人で駆け落ちでもなんでもすればよかったのに、それが出来ないで(?)一度は親のいいなりになったんだから(?)美世の母親や美世を恨むのは(気持ちはわからないでもないですが)筋違いだし。
それでも何もかも美世の母親と美世のせいだ、あいつらが悪い、憎い、とは。
人間の嫌な面が現れた、嫌な見本のような人物、というところでしょうか。
こんな人が周りにいたらたまったもんじゃないし、自分はこうはなりたくない、と思える人物ですね。
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わたしの幸せな結婚
031話
第十六話 初めての抵抗(2)