1.0
悪いけど、タイトルにそぐわない
タイトルも表紙もとてもいいのに、なぜこのタイトルで復讐劇にしたのか意図がわからない。掴めない。
つぼみが引っ越して花屋を離れる、まではよかった。
花屋を中心にこういう復讐劇を書きたいのであれば、ファーストシーズンの登場人物は立て続けに出さない方がよかったように思う。せめて他の復讐劇に 3話くらい挟んで読者が忘れた頃に百合の話を出せばよかったのではと思う。
最終的にスカッとさせたいがために、主人公(虐げられる女側)をひたすら悪い方に追い詰める。追い詰めれば追い詰めるほど、読者も嫌な気持ちになる。あまりにも味方がいなさすぎる。唯一の味方が花屋の青年だけというのは些か無理があるし、読んでいる方は辛い。もしかすると書(描)いている方も辛いのでは?と思えてしまう。
ファーストシーズンはスカッとしたけど、セカンドシーズンは結構キツい。読む方がキツいと感じるのは相当ネガティブでマイナス方向に向いているんだと思う。確かにジャンル的にはそうだが、この作品はあまりにも酷い。主人公に味方が一人もいないというのは、読んでいる方は結構キツいんですよ。
あと、百合は馬鹿すぎる。ミーハーで、面食いでイケメンなら誰でもいいというキャラクターだが、それでも何も考えていない馬鹿女なのだろうか。特別計算高いというわけでもない、端から見れば何も考えずにホイホイイケメンについていく馬鹿女。この作品のコンセプトはそんな馬鹿女が独り立ちしてスカッとさせる、というものなのだろうか。せっかく百合が違和感を覚えたシーンがあるのに、そこの掘り下げもない。もったいない。ストーリー展開ばかり気にしすぎてキャラクターの深掘りができていないように思えてしまう。
テコ入れしてください。百合もただの馬鹿じゃないでしょう。主人公に対して希望要素が無さすぎますセカンドシーズンは。突然田舎に舞台が移ったことで田舎の閉鎖感を出されて困惑しています。もう少し都会で同じような復讐劇を読んでから田舎に行きたかったです。
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愛にはどうぞ、花を添えて