5.0
いい意味でも悪い意味でもファンタジー
コミックス最新まで持ってます、語っていい?
青森の幼なじみの女の子2人が舞妓に憧れ、京都の「市」という置屋に入り研鑽を積む
…という予定だったのが、主人公のキヨちゃんは超ぶきっちょで「地元に帰れ」と舞妓街道から脱落orz
対照的に幼なじみの美人なすーちゃんは逸材扱いで、トントン拍子に舞子街道を邁進
ここでキヨちゃんにターニングポイント
地元に帰るという丁度のタイミングで、置屋の賄い担当のおばちゃんが急病で辞めてしまって
→ご飯を作れる人が居ない←
困った、ケータリングも飽きた……って時に余り物で親子丼をササッと作れちゃうキヨちゃん
あれ?料理の才能はあるんじゃない?
って事がきっかけで、若干15歳?くらいで賄い担当に任命され、食事メニューで舞妓さん達を励まし、幼なじみの活躍を誰より喜んでくれるパワフルな日常を優しいタッチで描いています
てか料理はこんなに器用なのに、舞妓の修行は割とすぐ脱落するんやなって言う……向き不向きってヤツなのか?
キヨちゃんはおばあちゃん子(何故か両親とも作中に出てこない、おばあちゃんと2人暮らし)なので、メニューはほぼおばあちゃん直伝or料理本
なのでキラキラ映えメニューじゃなく、基本は普通のおうちごはん
そこがいいんです
予算を組み、街まで買い出しに出かけ、大荷物すぎて警察官に家出少女と間違われたりしながらも頑張ってます
めちゃくちゃハードモードだと思います
でも舞妓さんも髪の毛は結ったら1週間に1回しか解いて洗えないし、今どきスマホ禁止、コンビニ禁止、カレーライス禁止
相部屋では揉めるしお稽古も仕事も大変だから、キヨちゃんだけ楽だと漫画的に釣り合い取れないかも……
と思ってます
もう1人の幼なじみのケンタ君も野球選手への夢破れ、勢いで高校を中退(えええ( ꒪⌓꒪))
そして京都の老舗レストランで修行を始めました
彼は料理が出来ないのに何故レストランなのか?
最新巻では「市」のお母さんと、すーちゃんの姉弟子の百子さんの舞妓修行時代編でそれはそれで面白いです
とにかくねえ……青森のおばあちゃんがひとりぼっちで心苦しいのよね←そこ?たぶん読者みんな気になってると思う
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舞妓さんちのまかないさん