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続きが読みたい
「夢を叶える」ドレスの製作を夢見て上京した娘が、野垂れ死にしそうなところを帝都一と言われるドレスメイカーの男性に助けられる。
容姿端麗な上にとびきりの腕前であるため、常に予約客でいっぱい。これまで1人も弟子を取らずに、全ての作業をこなしてきた彼が、可愛らしい女性を弟子にしたことは町中の興味を引いていた。
娘は弟子となって仕事をするうちに、いつしか恋心を宿していくが、師匠である彼の正体は妖(鬼)だった。心を許した彼は妖である姿を見せると、娘は驚きと恐怖心に襲われる。
それでも、二人はかけがえのない存在だと認めて、末長く共にいることを願うところで、この話は終わる。
なぜ妖がドレスメーカーとなったのかなど、背景が全く語られないので消化不良。それでも、本当の意味での悪人が出てこないので、穏やかな気持ちで読んでいられる。短編に終わってしまったのが残念だ。
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大正初恋洋裁店