4.0
毒親の被害者
軽く言えば毒親の被害者の話。
私も一話目で、嫌な旦那さん、昭和みたいとも思ったけど、
読み進めていくと違ってくる。
人は自分の都合のいい言葉しか聞かない、信じない。みたいな言葉を思い出した。
長男、長女の家族は、長女は損しかしないと改めて思いました。
男は、関係なく大学に行かせてもらえるのに、
昔は、よくて女は短大行けばいい。という時代。
四年生大学なんて本当に選ばれた人しか行けません。奨学金とかも制度あったのかな。
昔と違って、長男の嫁は基本的に何もしないです。
少し重い話になるんだと思ってたら、最後のほう意外と主人公があっけらかんとしていたので、それが救いでした。
母親の目線からの話もあるのならば、父親からの
目線の話も入れて欲しかったですね。
どう思ってたのかとか。ここで旦那からの話がないから余計に亭主関白感がでるんです。
それにしても、毒親持ちならよくある話。
読んでいて、重くなって、全然スッキリしませんでした。毒親持ちじゃない人なら違うんだろうけど。読んでいて気分悪くなりました。
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真綿の檻