逝ってしまうのだろうか?
何でこんな事になってしまったんだろ
普通に生きて暮らしてきただけなのに
静子の厭世観と結婚と家族への絶望を
静一が一身に背負わされて
哀れでならない
田舎の逃げ場のなさはわかる
しがらみだらけの
無遠慮で人の噂で飯が食える人種だらけの
腐った人間関係から
息ができなかったのもわかる
でも何故ここまで
自分の産んだ子という以前に
ひとりの人生をぶち壊して
母親は生き残ったんだろう
3歳の静一を突き落とした後
自責の念に囚われなかったんだろうか
そのまま静一を吸収しながら
呪いを静一にかけながら
生きていたのが何故なのか
やっと母親という役割を捨て
清々しい人生を送っているんだろうか?
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血の轍
128話
第117話 帰郷