5.0
懐かしい!!
幼い頃欠かさず読んでいた作品です。
荒れ果てた羽山くんをさなちゃんが支えて、いつしか心通うようになる二人ですが、二人がくっつくまでは結構な時間がかかったような気がします。
羽山くんは生まれてすぐお母さんがなくなり、お姉さんや父親からも可愛がられずお母さんを殺した子と思われており、さちさなちゃんはさなちゃんで実のお母さんではない人に育てられていて…。
当時小学生だった私には衝撃的な内容でしたが、ハマっていました。
『ははおやなのりでなさい』と、本の目次でさなちゃんの育てのお母さんが呼びかけ、本当のお母さんが現れたときにはどうなるのかとドキドキでしたが、さなちゃんとお母さんのコンビが崩れず嬉しかったのを覚えています。
今これを読んだらまた当時とは違った感情になるのかなと思います。
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こどものおもちゃ