5.0
まるで実体験で恋をしているかのような、こんなにここまで心を揺さぶられる作品を他に知らないです。
モヤモヤしたり、不安になったりして、もう読むの辛いなと思ったかと思えば、ちょっとした事にも涙が出るほど喜んでしまったりと、ほんとに一喜一憂しながら読みました^ ^
漫画に限らず小説でも楽曲でも、誰もがわかりやすい作品よりも、受け取る側に考える余白のある作品に魅力を感じるのですが、この作品は正にそうなのではないかなと思います。いくえみ先生の中ではきっと描きたいものがあって、すごく考えて作り上げてるのだとは思うんですが、それをあえてハッキリと描写していないところに作品の奥深さを感じます。影の使い方一つで心理描写を表したり、言葉ではなく表情や姿だけで登場人物の気持ちを表すシーンが多く、それがとても良いです。
ほんとにめちゃめちゃ感情を振り回されました^ ^ でも、読んで良かったです^ ^
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太陽が見ている(かもしれないから)