1.0
チ───(´-ω-`)───ン
人間なのに魔力持ちで、しかも金髪にマゼンダ色の瞳のヒロイン。魔力も金髪もマゼンダ色の瞳も異質として、幼い頃から迫害を受けて育ってきたけど、神聖力もあるって事で、御告(ここが謎)により聖女として無理矢理お城へ連れて行かれて、王子(王?)の婚約者にされてしまい、魔界から侵略を受けないように日々祈りを捧げさせられてた…が、異世界から聖女が転移(転生?)してきて状況が一変。転移してきた聖女に冤罪をかけられ、ヒロインを嫌っていた王子からはここぞとばかりに詰られ、刻戻りと言う谷へ放り込まれる処刑を受ける事に。
で、ホントに時が戻って15歳だったヒロインは5歳に。そのヒロインを助けたのがイケメンな魔王様で、魔王様はヒロインをそれはそれは大切に、超過保護に愛でる…ここまでは良い。
んで、アレコレあって、魔界で魔王様の側で過ごしたい、って思い始めたトコで自分を処刑した王子から戻ってこい、と脅される〜で、戻る〜で、色々あって結局魔王様が迎えに来る。ここまでもまぁ、良い。
が、問題はここから…中身15歳とは思えない本物の5歳児っぷり。我儘、甘たれ、駄々っ子๛(ー́ωー̀ )まぁ、最初は5歳児ではないのがバレるのがマズいから、そうしてるのだな〜ってのは解るけど、中身15歳ってのがバレてもそのまま5歳児。
んで、何より何故故魔王様が対価として失明しなくてはならないのか?元はと言えば、ヒロインを赤ん坊の時に拐った白ノ血族の罪じゃん?魔王様はちゃんと探し回ってたじゃん?
大体、魔王様の伴侶が産まれた、って御告があったとしても、何処に産まれたとか解らないと迎えに行けないのに、それも含めて全部魔王様が罰を受けるとか納得がいかん。
それなら一番の原因の白ノ血族も、いい加減な女神自身も罰を受けるべき。
で、ヒロインが女神族とか訳の解らない設定が後半になって出てくるし。自作自演の狂言をした転移聖女に謝ったりするシーンも不要だったし、その他にも無意味なシーンとかも多いし、ヒロインはますます我儘で甘たれで駄々っ子になってくし…もう後半から終わりにかけてガタガタ。
設定が稚拙で、纏まってなくて、特にヒロインが魔導具を手に入れてからは『これは魔女っ子モノだったのか(・ω・)?』と。
ついつい『幸せシーンは?』って読んでしまったがあまりな最後。5歳児のまま終了。
課金するんじゃなかった…ってのが正直なとこ。
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聖女をクビになったら、なぜか幼女化して魔王のペットになりました。