5.0
馬の感情の妄想が楽しい
『馬なり』は競走馬を擬人化して、性格的な特徴とか家柄(血統)の違いを分かりやすくしてくれたことで、競馬初心者がのめり込む下地を作ってくれた。また、馬同士の関係や騎手と馬のやり取りなどが人間同士のようなドラマになって、現実の競馬界に対するある種の「妄想」を多くの人が掻き立てたと思う。この作品を読んだことで、馬がどう思っているか「妄想」するのがとてつもなく楽しくなった。
牡馬と牝馬を区別するのは
「まつ毛の有無」(笑)。
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馬なり1ハロン劇場 ダービー編