5.0
(祝)遊廓編テレビ放送
テレビアニメで心を燃やされて以来、アニメーションで最後まで観よう!と決めていたにも関わらず、待ちきれず、とうとう遊廓編以降めちゃコミさんで読ませていただきました。
ここまで丁寧に登場人物ひとりひとりを大切に描いてくれているお話に出逢えて感無量です。作者さん、編集さん携わった全ての人に感謝です。
もう少し掘りさげて欲しかった人物もありますが、本編の流れとして過不足無く完璧と言えると思います。
古き良き時代の家族愛を軸に展開してくださった事も嬉しかったです。炭治郞がここまで素直で純粋で正直なキャラクターであったことも最後まで気持ち良かった。大正時代決してしあわせな家族ばかりでは無かった時代にそれぞれたくさん迷い間違い生きてきた中で、今のこの現代にも通ずる“救い”のような炭治郞の性格にはとても癒されました。架空の人物ではあるけれど、誰もが居て欲しいと願う人の代表みたいな子どもだった。鬼滅の刃に出てきた人物達は誰もがどこにでもいる普通の子どもだった。その子ども達が諦めず命の炎の限り次の世代へ繋いでいった。
現代は現代で生きにくい世の中ではあるが、次の世代が命を諦めずにすむ未来を繋いでいってあげたいものだ。
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鬼滅の刃