5.0
秘密の共有からはじまるストーリー
ヒロインのおとぎちゃんは、学園のマドンナ的存在。自称、完璧美少女で、みんなの憧れの的として立ち振る舞い、学級委員長もしています。
でも実は、みんなに求められている自分像を演じているだけ。本性はナルシストでいて竹を割ったような性格、これがまた嫌味じゃない。
ヒーローは一刻(にのまえ とき)…え、読めないんですが(笑)
おとぎちゃんが読み間違えた時から、彼はいっこく君。容姿端麗、品行方正、成績優秀で隙も欠点もない、おとぎちゃんのクラスの副委員長です。
これがまたよく気がつく男で、こういう子が副のポジにいるのが個人的にときめくし。
柔らかな表情、仕草や言葉遣い、誰にでも平等な態度のいっこく君は、つまりいい人なんだけど…
実は猫かぶりで、ふふっと笑い、僕と言っていたのが、ニヤッと笑い、俺と言う…そのギャップに萌えるっ
おとぎちゃんもいっこく君も、表と裏の顔を使い分けているのに、表も裏も正義感や優しさは変わらず漢前、そんな所も推せます。
ストーリーもスカッとする展開で、ふたりの距離間も甘すぎないのに、ちゃーんと心を持っていかれる(はぁぁ〜毎度きゅんきゅんです)
(おとぎちゃんの)
「本性、知っとくの、俺だけがいいじゃん」
…はぁぁぁ〜、ブラックいっこく様!!
おとぎちゃんは振り回されて、自分を見失いそうになりますが、ことごとくブラックいっこくに撃ち抜かれているのがまた可愛いです。
心許した相手にみせる笑顔もキラッキラのいっこく様、今は余裕があるように見えるけど、この先おとぎちゃんに振り回される日もくるのかな?きて欲しい!
おとぎちゃんの幼馴染みの紅(べに)ちゃんもまたいいキャラで、遠慮のない関係性がすごくいい。
12話で、おとぎちゃんが気持ちを自覚して、オリエンテーション合宿に臨むという、イベントを前に配信が終わってしまったので、次回配信が待ち遠しいです!
- 7
恋せよまやかし天使ども