るなぞぅさんの投稿一覧

嘘つきな番～その匂い、ナカまで染み込ませて

典型的なオメガバースのカプ

ネタバレ レビューを表示する

長いお話なので前半と後半では、かなり印象が違います。
前半は受けの薄幸な境遇、愛のない番契約、なのに必死に役に立とうとする健気な受け…という感じですが、想いが通じてからのラブラブっぷりはブレがなく、そこからの山谷というか、抑揚はあまりありません。
これだけ長いお話なら、想いが通じてからももう少し事件が起きるとか何かあってもよかったなぁ…と。
あと個人的にはオメガバースものとはいえ、妊娠・産後はなくてもよかったかな。
弧度のが2人生まれましたが、そこからの展開はあまりないので。
個人的には二人がまとまるまでの方が楽しめました。

パパだって、したい

ありえないけど…

家政夫の阿澄×シングルパパの成瀬。
パパ、色っぽい！
ナゼ結婚して子どもがいるのか不思議なくらい色っぽくて、受け感100%。
家政夫が雇い主が抜くのを手伝うとか、現実にはありえませんが、成瀬さん、納得の色気です。
子どもがいるので、園の保護者との関係などリアルな部分もありますが、阿澄が大学生なのにスパダリぶりを発揮してます！
いいですねぇ〜
まだ途中なので、これからこの二人の関係がどうなっていくのか、楽しみです。

オルタナティブ

水原、色っぽい。イイ！

志田（攻め）、かなりのスパダリですね！
出会って時間も経っていないのに水原（受け）の表情や言葉から巧みに心情を読み取って接していきます。
そんなことされたら、そりゃ、ホレてまぅ。
ところが水原はかなり臆病なのか、過去のトラウマからか、なかなか素直になれません。
それでも最後は勇気を出してハピエンになれてよかったね！
ふたりが出会うきっかけとなった水原の後輩クンも、意外キャラでいい味出してます！

ポルノ作家の愛玩情事

目がコワイ…

小説家の伊集院（攻め）×代理編集の武知（受け）。
見かける設定ですが好きです。
この作品でも小説家は自分の体験を作品に活かしたりしてます。
だけど…
伊集院が武知を観察する目がコワイんですよ。
ちょっとホラー入ってます。馴染めません。
やることもエグイ。
好き嫌いが分かれると思います。
後に出てくる映画監督も伊集院と同じ目をするので、こちらもコワイ…
いくらモノづくりをする人とはいえ、別の意味でお腹一杯です。

腐男子召喚～異世界で神獣にハメられました～ 【電子コミック限定特典付き】

受けのキャラ設定が面白い！

異世界での異形のスパダリ（凪）×腐男子（琴音）。
異形ものはあまり好まないのですが、ほとんど人間の姿（腰から上は）をしているので、挑戦してみました。
琴音が根っからの腐男子で、最初はかなりギャグっぽい表現も多く面白かったです。
琴音は腐男子とはいえ、自分が主要キャラになりたいわけではなく、あくまでも読みたい側なので、なかなか凪に心を許しません。
でも凪のスパダリと溺愛っぷりがスゴイ！
ここまでされたら、オチないはずがない！
長いお話ですが、琴音が凪に心を許してからはHシーンも満載です。
前半はやや少なめかな。

猛獣スクールデイズ

続編でもっと猛獣なとこが見たい！

作者買いです！
肉食系男子の仁が理想のカラダを持つクラスメイトの真中に興味を引かれていきます。
これまで理想のカラダを女性に求めていたわけですが（一般的に当然といえば、当然）それが冴えない男だった！ってことで、信じられないわ、プライドが許さないわ…で荒れる仁。そりゃ、もっともだ（笑
でも自分に群がる男たちからなんとか身を守ろうと必死の真中を知るうちに、理想のカラダを手に入れたい！というだけではない気持ちが芽生えてきます。
まぁ、仁は元々、肉食系なので、そこはグイグイいきます（笑
せっかく肉食系なのでもっとエロシーンが多くてもよかったかなぁ…

絶倫地獄～もう一度、俺の子を身ごもれ。

どうなるのか、どうなるのか…と

鬼×保育士。
保育士の涼一の前に突然鬼が現れ、強引に関係をもたれてしまう。
でもこの鬼がとても愛情深く優しい鬼で、徐々に絆されていく涼一。
鬼と人間設定なのでクリアすべき条件も多く、話はいろいろ展開していきますが、とにかくHしてます（笑
どこが山場かわからないほどHしてるし、長いお話です。
これをどう収集つけて完結させるんだろう？と思ってましたが、そうきたか！という感じです。
長いお話なので、もっと抑揚がついていたらよかったかな。

ロイヤル・フィアンセ─黒の王子─＜特別版＞

海里、イイ子すぎる！

貧乏高校生の海里（受け）がとにかくイイ子！
家族とは幸薄かったものの、周囲に恵まれ本当にイイ子に育った（涙
それを最初から「金目当て」と決めつけて接する礁。
なんつーひどい仕打ち！
それでも礁を思いやる海里。
そんなイイ子が愛されないワケがない！
最後はハピエンでしたが、そこまでの礁の思い込みを払拭するためのプロセスも、海里の耐え忍ぶ切なさも、もっと読んでからハピエンを迎えたかった！

ディレイル

幼なじみの拗らせ系

幼なじみのハル（攻め）と光（受け）。
物語はハル視点から始まり、光視点へと続きます。
ハルのやり方はありがちなのですが、深読みしすぎなのか若さ故なのか、いろいろ考えたわりに光とすれ違ってしまい、なかなか進展しません。
なんだかなー。
そのわりに、あっさり完結してしまいました（汗
個人的にはもっとすれ違ってグジグジしてもよかった！

恋する虎はキスをする

攻めの来栖アキは男嫌い…男嫌いというか、最初は顔と金以外にいいとこないやん！な感じでしたが、受けの國場敏明に出会い、関わりをもつうちに徐々に変わっていきます。
確かに猛獣系の気性の激しさはありますが、一途で努力も惜しまないし、最初の印象からだいぶ変わります。
それは國場のおかげなんだけれども、その國場が受けなのに男前！
しっかりブレない芯があるし、後に起こる問題への対処の仕方もウダウダせず、気持ちいいくらい実にキッパリしてる。
こりゃ、猛獣さまもホレるわ（笑
佳門先生にしてはエチがあっさりめです。