みんなのレビューと感想「玉響」（ネタバレ非表示）（7ページ目）

大正ロマン

時代背景が背景なだけに、ハラハラしてしまいました。

大正時代って、
和と洋が絶妙なバランスで保たれていて、解放的なようで閉鎖的。
外国との戦争。
麻倉はハーフ。
そういう観点からもハラハラしました。
戦争とかハーフはあまり触れられてなかったけど。

麻倉の想いが溢れて、遂に想いを告げる。
その気持ちに立花はどうするの!?
やっぱり月日は残酷でしかないわけ？
と、改ページする指圧が半端なかったです。

一番好きな場面は接吻です。
具体的には接吻に至る過程に、
静なる動悸を感じました。

終盤には愛の交わりが丁寧に描かれていて良かったです。

せつないｹﾄﾞ..

時代背景的なものなのか、現代より世間体とか厳しい時代の複雑な情景が入り交じってて、とても引き込まれるストーリーです。

主人公二人の葛藤が細かく描かれているし、純愛を貫き通す二人を見てると泣けてきます。

他の方も書かれてますが、ストーリー重視な人には是非読んでもらいたい！

名作！

一気に最後まで読んだけれど、とにかく純粋で繊細。エロなんて無くても満足でした。絵柄も耽美系ではないけれど綺麗。古風で情緒ある作品を読みたい人にお勧めかも。読み終わったら、なぜか心が綺麗に洗われてスッキリした。

泣いた

凄く切なくて、久しぶりに泣いた話。BLでなくても通用する気がするけど、男同士故の苦悩とかが余計と物語を引き立ててたんじゃないかなと思う。最後の一コマがこのこの二人の導き出した答えだったと感じました。

モダモダとか、好きな人にはオススメ

内容については他の方が触れているので割愛。
ドタバタラブコメディではなく、シリアスな感じ。性描写も一回のみ。
日高ショーコなどが好きな人は、多分すき傾向にあるとおもいます。

素敵な恋物語です‼

タイトル、時代、その他諸々が好みの内容なので、迷わず読んで久しぶりに大好きな話に遭遇しました。全寮制の良さ、友情と愛情が良き時代とマッチして、今のような自分勝手に生きれないながらも、縁と情が交わり、葛藤しながら自ら選択し生まれる感情も伝わりました。
他の作品も読みたいです。

切ない純愛

同性同士の恋愛を当たり前の様に、さっくり読みたい方にはお勧めしません。

だけど、この作品はそういう気持ちの揺らぎや不安がありながらも純愛を貫き通すという素敵な作品でした。

性別飛び越えて感動を求める方にはぜひ！

絵はもちろん、ストーリーも好きです。
今まで読んだこおゆう時代のお話は全部切ない終わり方だったので、今回のような終わり方もいいなと思いました。
幸せだったんだなぁと。

切ない始まりも…

読み終わりが近くなるとジワジワくる作品でした。
絵も繊細だしストーリー重視の方にはオススメですかね。