みんなのレビューと感想「義弟に奥まで注がれ十月十日」（ネタバレ非表示）（6ページ目）

なかなかに読ませる愛憎劇ですね。
夫婦間、兄弟間の心情のもつれがうまく描かれてると思います。
漫画ではなく文字でも読んでみたい。

登場人物の子供の頃からの人間像が見えて、話に深みがあります。読後感はエロ漫画というより少女漫画ですね。

感慨深い

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自分的には納得のラスト。
要所で守ってくれたのは弟だし。兄は全てを振り切って夫婦で逃避行の道もあったのに親に逆らえなかったし。希緒が自分の心変わりに気づいてたかどうかは分からないけど、とっさに呼んだ名前に気持ち出ちゃってる。
兄が身を引かなければ、そのまま仲良く夫婦をやってたと思うけど、わだかまりは消えないだろう。兄は自ら別れることで次の一歩が踏み出せた。希緒との別れというより過去の自分との決別だったのでは？

男性向けにおいてあるけど、むしろ女性向けですね。
どこかではTLに分類されていたような気が。
進むにつれて行動の裏に隠された感情とか見えてきて、単なるエロではないのでストーリー重視派にはおもしろい。

最高なのは

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覚醒したお兄さん(笑)
兄も弟も好きだけど、一番なのは番外編で描かれてるその後の兄。
本編であの兄だったなら、と思うけどそれじゃあ問題が起きないから話にならないね。

読書好きや昔の少女漫画好きな人には好きな感じなのではと思う。逆に本を読みなれてない人だと、難しいところもあるのかも。と感じるくらい練られた話です。

まさかの展開

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これはどうなのか・・読み始めました。最後の最後、展開に唖然。ストーリーがかなり濃密に拘られているので一から全て読んでこそです。最後の綺麗さが何故か腑に落ちませんでした。夫の報われないポジション・・

作品の雰囲気が好き。
義弟が心を開いてく過程は、ほっこりしたり、ドキドキしたりします。
無闇な尺稼ぎはなく、終わり方も希望があって満足です。

段々と、、

敏感に感じてしまう主人公に興奮しました。

話の筋道がしっかりしていて、まさか、ええ!?となる展開の連続。
ダラダラした引き延ばしもなく、ちょうど良い長さで終わった良作。