みんなのレビューと感想「義弟に奥まで注がれ十月十日」（ネタバレ非表示）（22ページ目）

初めて読んだ人妻もの。
人妻ものって暗くてねっとりしてるイメージだから避けてたけど何となく読んでみた。
確かに暗くてねっとりはしてるけどイメージしてた感じとは違う種類で、上手い言葉が見つからないけど、良い方に裏切られた。

全体的に漂うのは背徳感や暗い雰囲気だけど、それ一辺倒ではなく、ときにほのぼのしたり明るいシーンがあったり、ちょうど良い起伏がある。
NTRものとしては異色。

絵がキレイで、話もドキドキします。
今はない昼ドラのような不幸&トラブルのダブル攻撃に負けない主人公は、芯が強くて好感が持てます。

よくある人妻ネトラレものかと思ったら、それぞれの人物の心情描写が丁寧で小説みたいでした。
明治～昭和初期の小説が好きな人にはハマるのではないでしょうか？

なんというか話の吸引力がすごい。
人妻ものはあまり興味がなかったけど、読んでみて良かった。
これから番外編読んでみる。

綺麗な絵に惹かれて購入しました！むかしの風習というか、名家の名残というか、複雑な環境を読んでくうちにどんどんハマっていきまひた！

どんな声してるのか想像しながら読んでしまいました。
ドラマCDとかあったら絶対買うのに！
でも希緒役の人は大変そう。

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番外編を読んでもう一度読むと、何だか更に切ない。
なんでこんなにこんがらがっちゃったのかな…。

でも三人の幸せそうな未来が待ってることがわかってるから安心して読める。

前半と後半で物語性が変わってくる。
最初は凌辱もののエロ漫画だが、徐々に人間ドラマ性を帯びてきて、恋愛要素もプラスされてくる。
多くはない登場人物が密に絡み合う作品。

最初はこんな事ありなの？と思いましたが、話が進んでいく内にどんどん引き込まれていきました。
でも最後がちょっと急展開過ぎて・・・。
ラストのもう少し後の話があればもっと良かったかなと思いました。