みんなのレビューと感想「義弟に奥まで注がれ十月十日」（ネタバレ非表示）（14ページ目）

一言で言うとエロ文学漫画。
文学小説で行間を読むみたいに、はっきりとは描かれてない部分を読み取るのがおもしろい作品。漫画だけどライトじゃない小説を読みなれてない人にはオススメしない。

この複雑な兄弟に挟まれて主人公はよく頑張ったと思う(笑)
これからいっぱいそれぞれが幸せな時間を過ごせるといいね。

エロ漫画というより、エロ有りの人間ドラマみたいです。
読み進めていくと、思ったほど単純な話ではないぞと気づき、そこからが面白い。

セリフと表情、背景で心情描写が丁寧に描かれてる。
他のレビューにもあったけど、前半と後半では物語が変わってくる。
後半の崩壊→再構築してく感じ好き。

世界観がドンピシャで好みでした。
義弟の義姉と兄に対する心情の揺れにドキドキしました。
希望がつながったラストで良かったです。

予想通りでもあり、意外性もあり、読ませるお話でした。
主人公が前向きにどうにかしようとする姿勢に好感がもてます。

出だしからはまさかの、こうきてこうなるか、というストーリー展開。
隠された事実が少しずつ明らかになっていき、それに伴い変化する人間関係が興味深い。

身近には無さそうでもどこかに有りそう、そんな設定。
心情が想像できるので、読んでてドキドキしました。

人間関係とその変化の過程に引き込まれます。
主人公の前向きさとやられっぱなしではない態度に好感がもてます。

面白い！

題名からして、えっ、これは…と思いましたがしっかりとした話しにキャラクターでとても読んでいて面白かったです。