みんなのレビューと感想「憂鬱バタフライ」（ネタバレ非表示）（4ページ目）

切ないラブストーリーです。前作の窮鼠から一気に読んでしまいました。二人の行く末が気になって気になって…しあわせになってほしい！

せつないけどやっぱり良い

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両思いかと思ったらそうでもなかった。
今が瀬君の苦しみが段々かわいそうになってくる。
不安定な関係、いつ壊れるかわからない関係、いつもそれを意識して暮らしてる今が瀬君の気持ちが何とも切ない。

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何度も読みなおしている作品です。今度映画が公開されるのでまた読んでいます。恭一と今ヶ瀬は肉体関係はあるものの付き合っているとは言えない微妙な状態です。それでもその微妙な関係を必死に保とうとしている今ヶ瀬の気持ちがほんと切なくて苦しいです。それなのに恭一は部下の女の子にすぐ気持ちが揺れたりして(-_-)結末を知っているものの、ほんと胸が苦しくなる作品です。

んなっ！ああ！

二人には黙って幸せになってほしいですが、そこはノンケとゲイですからね。色んな思いが交差します。
女性の身体を見て安心してしまう気持ち。女性には何やったって勝てないとわかっていても抑えきれない感情。揺れ動きまくりです。

凄み

シリーズ最終章
先輩の腹の括り方が非常にカッコ良く痺れる。逆にまだジタバタする一ノ瀬にちょっとクールダウン。
幸せになろうとすると疑い信じきれないという無限のやり取りはいいから
幸せになって欲しい。

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さり気なく、当たり前のように来年を約束する恭一に、モテるはずだよなあと感心すると共に、それを信じちゃう今ヶ瀬が可愛くて切ない。その男がどんな男かよくわかってるだろうに、信じたい、騙されたいんだよねぇ…。

嫉妬

鼠→蝶へと流れてきました。そしてこのまま最後まで流されて行きそうです。
嫉妬、嫉妬ですね。こんなに愛されたら、愛されるがまま流されて下さい。
大伴先輩！

次の梟に続く蝶

この蝶の前半は恭一と今ヶ瀬の安定のイチャイチャが見れます。
でも男同士の2人にとってそんな安寧の日々がずっと続くわけはなく、、ある蝶が現れて2人の間をヒラヒラと舞って不穏な空気を漂わせていくのだけれど。
蝶を読んだらすぐ梟へ。そうきたか、となります。

どうして人の気持ちは揺れてしまうのだろう…
相手を愛する気持ちを伝えるときに、「普通」とか「そっち側」とかそんなワンクッションを挟んで冷静でいようとする今ヶ瀬君の様子が、あまりにも苦しいです。
ようやく繋がれたのにまたヒビが入る問題がおこり、だんだん脆く危うくなっていく今ヶ瀬君の姿は、まるでこちらまで同じ恋愛をしているかのように心が乱れます。

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流され侍恭一がたまきちゃんの気持ちに気付きつつ、今ヶ瀬との安定してきた関係に身を任せてる間にも好きすぎて感情がジェットコースター並になっちゃう今ヶ瀬可愛すぎか！
ラストの出かけにキスし返す恭一たまらん！シャコ今ヶ瀬たまらん！映画化が楽しみです。