ロッカ・バイ・ベイビー 1巻

あらすじ

俺にもう一度生きると決めさせたアンタから離れない。＜br＞地獄すら共にする、番犬×族長の主従ノワールBL!＜br＞＜br＞20××年。＜br＞経済が崩壊し、治安は悪化。＜br＞その汚れた路地裏の一角で命を終える寸前だった旭は、「鈴」と名乗る青年に助けられる。＜br＞＜br＞死ぬつもりだった旭は始めこそ鈴に当たっていたが、本当は生きたかった心の奥底を暴かれて以来、鈴に心を許すようになった。＜br＞＜br＞堅気ではないだろうが、騙しているようにも見えない。＜br＞自分をひどく年下のように扱う一方で、時々驚くほど寂しげな顔をする鈴に、旭の心は初めて震えた。＜br＞＜br＞そうして思った。＜br＞もっと、鈴のことを知りたいと。＜br＞例え、どんな悲しみを抱えていようとも―――。