みんなのレビューと感想「[小説]異世界でシングルマザーになった私を白虎の騎士が迎えにきました 今さら溺愛されても困ります」（ネタバレ非表示）

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初めての作家さんです。
設定がとても好みで購入してみました。話自体はとてもわかりやすく、異世界に転生してきた主人公を助ける獣人ヒーローとの話です。主人公は異世界に転生され混乱して、助けてくれたヒーローに落ち着いて話したい静かなところに行きたいと言い、ヒーローはそれを誘っていると勘違いして一夜を共にします。笑　ノベルにしては短めなのでさくっと読めてよかったですが、その分少し心理描写が少なく主人公に共感しずらかったかなと思います。ヒーローはかっこいいかもしれないけど一夜を共にした後なにも言わずに去り、子供も1人で育てているのにそんな簡単に許せる？みたいな…
でも世界観は好きなので読み返してます。おすすめです。

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この作者さんの異世界転生ものはいくつか読んだけれど、どの話もヒロインが転生後に割とたくましく生きてくイメージで、今回のリリーもその通りでした。
ましてや自分とは種族の違う子育てを一人で…ホント大変だろう状況でも前向きだし。
もちろん、良い協力者と出会うっていう幸運付きだけど、それもヒロインの人柄が良くないとダメだと思うので、その辺でヒロインへの好感度は高めで読めます。
リリーの状況を知る余裕もなく獣人の法則を当てはめて勝手に振られた（？）と思い込んで行方をくらますムスタはどうなの？とは思ったけれど
それぞれの幼少期が不運だっただけに、侯爵家が本来の虎のように単独行動をしない強い結束力のある一族で、彼らの協力の元で2人が受け入れられ救われたときはホッとしました。
表紙の絵を描く方の絵が好きなので、獣人姿のムスタと二人の子のブランのイラストを見てみたかったです