みんなのレビューと感想「ハジメテだけどカメラの前で 番外編「天邪鬼はかく語りき」」（ネタバレ非表示）

そうきたか

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本編での登場はちょっと嫌な印象で、でも本当はいい子なのかな、と思わせられた茉莉を、まさか植木監督が落とすとは。
個人的に植木監督が一番の推しなので、今回の番外編は痺れました。

プライドが高くて仕事のプロ意識も高い天邪鬼。負けん気が強くてまっすぐで一生懸命な茉莉。
秋葉さんは、そんな茉莉だから友達として信用してて、迫られるときっぱり断るのだろうと思う。
そして植木さんは、本編で懐深いとは思っていたけど、私が思っていたよりずっとずっと深かった。
懐が深すぎて愛が深すぎて、茉莉に対して自分の存在を主張することなく、補欠の立場に納めようとしてた。だから茉莉が、自分の中にある植木さんへの思いを正しく理解してて本当に良かった。
二人が心を寄せて行く姿を、一冊分ゆっくり読みたいと思ったけど、知りたかった感情は見せてもらえた。短編だけど満足値は高かった。
けれど植木さんのメガネ無しの顔を見たかったのと、加筆修正されて一冊にならないかとの欲ありなので、星は４で

良いトコロに収まった

そーか、植木か。茉莉の良いところ、ちゃんとわかってくれていたんだね。
茉莉って初めは凄いキャラだと思っていたけど、寂しくも優しく、案外善人？なんて感じ。
２人の幸せが続くといいな。