屋上でキスして過ちに誘って 2巻
- 話 完結
あらすじ
「声出そうになっても俺が塞いであげるから――」■ただの生徒だなんて嘘、あの頃も今も――高校で教師をしている斎木侑里子の元に教育実習でやってきたのは、元教え子の猶原周(このはらあまね)だった。もう二度と会わないと思っていた…いや、会いたくなかった彼との再会。――だって彼は私にとって忘れられない教え子で、≪過ち≫だったから。「俺はあんたに会いたくてここに来たんだ」必死に遠ざけようとしているのに猶原くんの私を見つめる瞳があまりにもまっすぐで綺麗で…蓋をしていた感情が溢れだす。「言いたいことはそれだけ?だったら本当にこのまま抱くよ――」彼の腕の中で、キスと吐息に甘くとろかされてこの関係が過ちだとしても、もう引き返せない。
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