みんなのレビューと感想「べな【電子コミック限定特典付き】」（ネタバレ非表示）

尊いです

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最後まで読みましたが、とても面白かったです。
読みはじめたら目が離せなくなって、一気に最後まで読んでしまい、読後はしばらく現実に戻れず呆けてしまいました。
帯に「拝みたくなる」って書いてあるけど、まさに！なお話です。
壱とべなの優しさが本当に切なくて可愛くて、尊いです。
つらい境遇だった2人が出会って、愛を知り、もがきながらも強く成長していく姿は、なんだか子育てを見ているようで不思議な気持ちになりました。
特に物語の最初から、駿府への旅から帰ってくるまでのお話が私は好きでした。
私にとっては色々な気付きもあり、読んでよかった〜と思います。気に入りすぎて本も買ってしまった。。何度も読み返してます。

何度も読んでるうちに、脇役達一人一人の人生も垣間見えるような、噛めば噛むほど味が出てくるところがすごいです。
画力もすごいし、お話も、心理描写も、なんかもう…好きです。

しばらく、レビュー書くのもおこがましいような気持ちになってしまい書けませんでしたが、作家さんにお礼を言いたい気持ちです。
素敵な作品をありがとうございました。

江戸時代の人外独特の世界観で初読では良さが分かりにくい所も。孤独な2人が共に支え合いながら成長する姿が感動します。

良き♪

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時代設定も、キャラクター設定も、ストーリーも、すべてがストライク！
めっちゃ好きな作品です。
課金して全部読んだけど、もっと読みたかったくらい♪

こんなに絵にハマる着物姿ない…

心情の描き方もそうだけど、人物の顔だけでなくて着物の着方や、くずし方に全く違和感なく読み進めていけました。画力が凄いんですかね…。
壱さんと　べな　だけでない周囲の方々の描かれ方も凄い❗️

ただのBLじゃない

時代物×人（壱）と鬼（べな）、という奇妙な設定で、でも壱も小さ頃から普通の人ではない生きた方をしてきたからこそ、2人で成長していく心理描写が丁寧に描かれていて、最後まで引き込まれました。
また、江戸の言葉や行事、平民の暮らしもよく描かれているので、大変興味深かったです。
BLだけど、それだけじゃない、本当にあった絵巻物を読んだような感じがしました。
個人的には壱の困り眉が艶っぽ過ぎてツボです。
時代物×BL、もっと作品読みたいです。

今までにないBL

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BLだけど、浮世草子で、相手は鬼で…と、他にない作品です。一途に壱に想いを寄せる鬼のべなと双子の弟を亡くして傷心の壱は、見世物小屋から逃れ、2人で過ごすうち心も身体も結ばれます。始めは、ファンタジーかぁ（がっかり）と思ったけど、読んでいるうちに、鬼であるが故の悩みを抱えるべなのいじらしさに愛おしさを感じました。そして、あっという間に読み切ってしまいました。他の作品も読んでみたいです。

初めは理不尽な辛さに負けそうになりましたが、圧倒的な画力に引っ張られ読み進めるうちに大好きになりました。壱の褌姿、ダンゾウに犯された時の壱の足の指の角度、江戸の街なみ、背景に揺れる枝垂れ柳、もう素晴らしい。有名な作家さんでも人物の顔の書き分けが難しいのかな？登場人物みんな同じ顔で見分けつかないってこと多いけど、この作家さんは登場人物一人一人が背負ってきた人生まで着物の着こなしや表情や体型に書き表されていて脱帽。

人情もあるけど、弱肉強食な世の中で、弱いものは踏み躙られる。読んでて辛いシーンもあるけど、そんな世界だからこそまっすぐな愛情が余計まぶしい。。

愛してる

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こういうのを待ってました！
江戸時代BL！
双子なのが原因でまともな人生を
歩めなかった受けが、見世物小屋に
連れてこられた「化け物」と恋に堕ちます、、
この時点でもう好き。
ぜひ読んでください！！！

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一気読みです。まず、作者さんの画力の高さに驚きです。百と卍に近いものを感じ読み始めたのですが、べなや壱の辛い過去、見世物小屋での生活。長屋のみんなも優しくて。互いをかけがえの無い存在として、これからも幸せに過ごしてほしいです。