みんなのレビューと感想「[小説]少年王は年上花嫁をもっともっと独占したい!」（ネタバレ非表示）

若き王の心の傷は？

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目の前で､父王の家臣に両親、兄弟、姉妹を惨殺され…自身も命を狙われたが、未来の復権を願い命がけで護り逃がしてくれた父子のお陰で逃げてかくれたが､極寒の地で耐えながら遂に国王の座に帰り咲けた。しかし、味わった辛苦が忘れられず自身の家臣に対しても決して気持ちを開かず虚勢を張り自分だけを頼りに生きていた。そんな彼の王妃として嫁い姫。天真爛漫な美味しいものが大好な初な女性。彼の肖像画(寂しげな眼差しに惹かれた)若き王は彼女の暖かさと､女性としての魅力に引き込まれ激甘溺愛してゆく様は可愛いくてとても良かったです。又彼女のお陰で探していた家臣も見つかり彼等に心を開き信じるゆとりも生まれ愛でたし､愛でたしでした。又、最初は女性にどのように交わったら良いのか戸惑っていた王がどんどん積極的に妻を翻弄したところや、彼女の隣でぬくもりを感じる事で眠れる様になり良かったです。

3回くらい読み直してます

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孤独に凍てついていたヒーローの心をギラギラと照らして溶かしていくヒロインが最高にかわいいです。ハッピーエンドなので安心して読めます。

作者さんのデビュー作だそうです。なので荒削りだったり、登場人物が少なかったりはありますが、とても好感が持てる作品でした。

好きです。挿し絵もキレイですし、ストーリーも違和感なくスムーズで、一気読みしました。あまり選ばない、年下設定もいいなぁと思いました。

お腹空く

他のレビューにもありますが、食べ物の描写がお上手です。
婚礼に用意されている羊肉のローストとか、食べてみたい。
少年王がヒロインに興味を持つきっかけも、ヒロインの食べっぷりだし、作者さんは食べることが好きな方なのかな？
そんなヒロインは他国の王族の末娘。
自由奔放に育った甘えん坊…環境の全く異なる国に、不安な気持ちを持ちつつ嫁いでくる。
なんとなくマリー・アントワネットを思い出します。
違うのは、王が年下だったことと、妃の前では愛情を隠さないこと。
表では冷たい態度を崩さないように頑張るものの、グズグズとヒロイン沼にはまっていく感じが楽しいです。

少年王の過去以外には、辛い展開はあまりないので、楽しく読めます。
ただ、この過去が現在の王の根幹になっているので、とても大切なポイント。
エロ目的でも、飛ばさずにお読みください。

初々しい

まだお試し分しか読んでないけどヒロインが食い意地張ってるのかと…>.<
これからどんな展開が繰り広げられていくのか楽しみです。

なかなかなもの

年下ものが読みたくて検索し、レビューにつられてみました。お話自体もなかなかな。ロシア革命の時みたいでしたよね。ラブシーンは、なげーなぁと思いつつ楽しみましたが、食べ物の描写がよかったです。魚卵食べすぎて痛風にならなきゃいいけど。

孤独なヒーローを癒す南国の姫

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年下ヒーローにキュン萌えするヒロイン。ヒロインの常識的な中での天真爛漫なキャラが良いです。

肖像画(寂しげな眼差しにキュン)
と魚の卵、ブラックオパール(これキャビアだよね？)につられて嫁ぐことにしたのも愛らしい。

お初なシーンもホント初々しく微笑ましい。ヒーローがどんどん上達するのにはニヤニヤしちゃいます。

本作がデビュー作とのことですが良く出来たお話でした。出来ればヒロインの侍女さんをキャラ化してお話し膨らませた方がストーリーに厚みが出たかな？位が気になるところ。
ヒーローサイドはこれから側近になるべきキャラが集結した所で国政がどう安定していくか楽しみです。