みんなのレビューと感想「コンプレックス・トライアングル」(ネタバレ非表示)

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4.0
ずっしり
暴力と性行為の親和性について考えさせられた。
どちらも対人で相手に触れる行為。
極端な寂しさを抱えたある種の人にとって激情を伴った殴打と生ぬるい愛撫のどちらが自分をより強く孤独から救い満たしてくれるものなのだろう?
新発田は父親から涼は母親からDVを受けた当事者、笹口は生粋のサディスト。三人三様の苦しい境遇…
傷ついた者が相手を傷つけてしまったりする一方で、傷ついた事があるからこそその痛みを理解し癒す存在にもなれる
なかなか重いBL
暴力シーンが苦手な方にはお勧めできない。by でこぼこ まめこ-
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4.0
私はこの作品が嫌いです。
サドとか本人たちがいいのなら、
あまり気にならない。
寧ろ、個性ですもの。
ただこの作品は…。
ストリーは、編集者が必要の無くなった
寂しがり屋のセフレのことを
スランプ中の作家に嘘をついて
引き合わせることからはじまります。
セフレが一人にならないようにという
彼の優しさかもしれないけど、
じゃあ作家の心は?
結果的には幸せになってくれたけど、
どうしても編集者の優しさを
最後まで理解できなかった。
自分の頭の固さにがっかりです(笑)
ただ、何かを感じずにはいられない作品だと思います。by 高任-
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