4.0
とにかく切ない
1-9話
主人が主人公のメイドに手を出して、メイドがどこか影のある主人に恋をしてしまうが、婚約者がいて、主人もメイドに惹かれていくけど、、、
ホントに切ない話だった。
誰もが胸に秘めた思いがあって、何をもって報わたとい言えるのか考えさせられた。
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1-9話
主人が主人公のメイドに手を出して、メイドがどこか影のある主人に恋をしてしまうが、婚約者がいて、主人もメイドに惹かれていくけど、、、
ホントに切ない話だった。
誰もが胸に秘めた思いがあって、何をもって報わたとい言えるのか考えさせられた。
TLのコーナーで、らしくない格調高いジャケットに目を奪われました。
購入して大正解の作品でした。
内容が流石にエロチックで、TLなんですが、それをも忘れさせてくれる絵の秀麗さとストーリーの深さに感動しました。
性描写をもう少し、オブラートに包むように押さえ表現すると、少女漫画の分野でも O.K.なのでは?
時代の束縛の中で、もがきながらも懸命に生きる主人公たちの健気さに人間って、哀しくも愛おしい生き物なのだと教えてくれる作品です。是非、お薦めです。
お屋敷のメイドさんの服、お屋敷の描写、やたら仰々しい若旦那の部屋の内装など、大正ロマンを感じます。お手つきになる女中も確かに居たでしょうし、作中で言及されるようにその後の苦悩もあったんだろうなとしみじみしてしまいました。
主人公の女の子は素直で好感が持てますし、婚約者の女性も大人っぽく理性的で、無駄なストレスを感じることなく読めました。
若旦那の感情の動きをもう少し丁寧に知りたかったです。
一話目はよくある話。身分違いの恋。それぞれの事情。切ない思い。
絵も見易く癖がなくストーリーも淡々と進んでいきます。
二話目の婚約者と書生の恋の方が切なく美しかったし、好みでした。
三話目は一話目の息子が出て来ます。
ここでやっと繋がってたのがわかりますが、なんでしょ?何か一つ物足りなかったと感じるのは私だけかしら?
もう一度読み直してみたら変わるかなー。
ストーリーの時代背景がまず珍しくて読み始めましたが、ストーリーと絵がうまくマッチしていてどんどん読み進めてしまいました。
いわゆるハッピーエンドという形ではないのですが、これはこれでありだな、と思える結末。
エロな要素もあるのですが、不思議と品もある不思議な作風だなと思います。
気になる方にはオススメです(^ ^)
短編は背景や描写が不足になるのであまり好きではないのですが、これはなかなか。
それぞれの短編にも繋がりがあったせいかもしれません。
最後の結末がこういう愛し方もあるんだなぁ。自体背景もあるのか美しく感じました。
ただ、もっと前の好きな人との事、旦那様が主人公をいいと思って行くストーリーなどら内容が濃くても良かったです。
本崎先生の話は2冊目ですが、1冊目とは趣の全然違う話でとても良かったです。
1話目の話はハッピーエンドとは言い難い結末でしたが、そうまでしても愛する人の側にいたいという気持ちが痛いほど伝わってきました。現代ではなかなかない話ですね。
他にもまだたくさん先生の作品があったので、これからがたのしみです。
メイドと子爵、身分の違う者達の本来ならば叶わぬ密かな恋情。
これだけで萌え、ですね(*´꒳`*)
身分の格差という垣根を越えて、秘密の愛を育む、、誰だって言えないヒミツのひとつやふたつ、ありますよね⁉︎
是非、知られたくないヒミツをお持ちの方に読んで頂きたい作品です^_^
昭和レトロな雰囲気の中で、展開される格差社会の切ない思いが繰り広げられる1冊。恋心を抱きながらも、一歩踏み込めない主人公と、その相手。描写もたんぱくで、エロエロなものを読みたい人には、おすすめしません。ですが、この切なさと展開が、キュンってしたい人には、進めたい1冊。
表紙に惹かれて読みました。時代物も好きですが、これは身分違いの恋が実らない切ないお話でした。
この作家さんの作品はいくつか読みましたが、どれも絵が綺麗で読みやすく登場人物が重なって織りなす物語が多いので、今回も最後まで読むとなんだか幸せな気持ちになります。