5.0
めちゃくちゃ斜めに構えてました。
レビューで「感動しました!」が多かったため「また安易に障害者ものだしてお涙頂戴ものでしょ〜?」と、完全に斜めから見てました。
結果、幸福論で完全に泣かされました。
作者さんの身近に難聴の方がいたのでしょうか?
作者さんは障害者に対してしっかりした意見を持っていて、それをキャラクターに説教臭くならないように演じさせるのがとても上手く私も素直に難聴の方とのあり方を考えさせられました。
航平の「やり直せたとしてもまたこの人生を選ぶ」はこの物語の終着点であり、この物語のすべてを表しているようで泣かせていただきました。
また航平に不吉な予感を感じましたが、まだ続くのであればどんな結果であれ2人が笑顔で並んでる未来を読みたいです。
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