3.0
表題作は歪んだ愛の話。読んでいてとても胸が締め付けられました。好きで好き過ぎて、自分で分かっていてもどうしようも出来ない歪んだ心。生い立ちや成長過程での心の形成に家族の存在は大きいんだなと改めて考えさせられました。受けの気持ちも攻めの気持ちも理解出来る作品でした。
3話の話は、今まで読んだBL作品の中でも群を抜いて後味の悪い救われない話でした。自分に好意(性的な目)を向けられると戸惑う気持ちは解らなくはないが、あそこまで酷い事が出来るのだろうか…。彼の心は理解出来ませんでした。
☆の数は、表題作、2話、4話だったら5つだったけど、3話が余りにも辛すぎたのでトータルで3つです。
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