5.0
歪んだ色気
ほの暗い表情が色気を引き出していて、弟の内側に激しさを押し込めた視線や、歪んだやり取りに切なくなりました。
兄が弟の気持ちに気づいた時が、1番切なくやるせなく、その分愛しさが込み上げてくる。
終盤はおだやかで、ほっとします。
他の方のレビューで、もやっとする意見もありましたが、個人的にはそれもまたこの作品の魅力だと感じます。
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ほの暗い表情が色気を引き出していて、弟の内側に激しさを押し込めた視線や、歪んだやり取りに切なくなりました。
兄が弟の気持ちに気づいた時が、1番切なくやるせなく、その分愛しさが込み上げてくる。
終盤はおだやかで、ほっとします。
他の方のレビューで、もやっとする意見もありましたが、個人的にはそれもまたこの作品の魅力だと感じます。
絵柄が綺麗だし、双子という設定が面白い。
読んでいて今後の展開が気になったので続きも読んでいきたいと思いました
目は口ほどに物を言う、そんな人物像を描かれるなぁと、この話の兄貴が言うように弟くんの視線が、そしていつ二人の視線がしっかり噛み合うか、最後まで気になる話でした。
登場人物は他にも居れど当て馬は入ってこず、最後まで二人だけで話は進んで行きますが?
張りぼてを維持し続けようとして弟の一途さに気付く兄貴の葛藤や、弟くんの突き進む一途さに、兄弟ならではの重荷の蓄積も重なり、何だか切なくなってしまいました。
自分的お気に入りのお話を見付けたカンジです。
この先二人はどうなるのか、ちょっと気になりました。
兄弟もの好きならば是非!
また、気持ちの部分が丁寧に描かれていて、お兄ちゃんの方に感情移入しやすかったです。
最後の方は何だか泣いてしまいました(T_T)
何だかなぁ…と言う感想もチラホラありますが、
日常の中にある、学生や兄弟(双子)だからこそある何とも言えない柵のようなものも描かれていて楽しかったです。
すれ違いやひねくれた独占欲に萌えがあるなら読んで良いと思う。
エッチシーンは多くないけど、お話を読みたいから私としてはこれ位でいいかな…
続編あれば是非読みたいです。