[小説]蘇りの魔王
- タップ
- スクロール
- 作家
- ジャンル
- ライトノベル
- 出版社
- オーバーラップ
- レーベル
- オーバーラップノベルス
- 配信話数
- 6巻まで配信中(1200pt / 巻)
あらすじ
いつだって悪は、正義の前に滅びる。「よく来たな、勇者よ……決着をつけよう」魔王ルルスリア=ノルドもまた、友人の娘の誕生日を祝えなかった心残りを胸に、勇者の手によって世界から完全に消滅した。めでたし、めでたし――「あら、目を覚ましたのね? おはよう、ルル」だが、魂は巡る。数千年の時を経て、魔王はルル=カディスノーラという人間に転生していた。魔王の能力を隠したまま過ごしていたルルはある日、二人の冒険者に出会う。彼らが発見した古代遺跡を一緒に探索していると、長期睡眠用のカプセルを見つけたルル。そこにはルルが誕生日を祝うことができなかった友人の娘――イリスが眠っていたのだった。どうして彼女がここに?ルルの転生した意味を探し求める旅が、いま始まる。
巻数一覧/本編購入
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それぞれの思いを胸に、闘技大会決勝戦で対峙を果たしたルルとイリス。お互いが持つ古代魔族の実力の応酬で会場が大歓声に沸くなか、ある目的のためにアルカ聖国の“聖女”が密かに観客席を抜け出していた。不穏な動きを察知していた国王たちを欺いて、聖女は計画を進めていく。聖女が暗躍する一方で闘技大会は終幕を迎え、ルルたち“時代の探求者”は酒場で盛大な打ち上げを楽しんでいた。その席でルルは“綺汚の真理”のウヴェズドから、ログスエラ山脈の調査を依頼される。最近、山脈の魔物が活発化しており、その山を支配する古代竜に異変が起きた疑いがあるらしく、ルルは警戒を高める。しかし、翌日の授賞式にて、国王が臨席する瞬間を狙った聖女の魔法が放たれてしまう。闘技場に現れたのは、正気を失ったログスエラ山脈の古代竜で――!?果たしてルルは聖女と古代竜を討ち、大混乱に陥る闘技場の観客を守り抜くことができるのか……!?
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古代竜との戦いを終え、リガドラという新しい仲間を得たルルは、クレールに万能薬を渡し、彼女の治療に成功する。平和を取り戻した街で、ルルとイリスはオルテスらと共に、次の冒険のための買い物へと出かける。友人たちとの楽しい時間の中で、イリスが見つけ出した思わぬ掘り出し物とは?王都での準備を終えたルルはイリス、リガドラと共に、”綺汚の真理”の族長・ウヴェズドより依頼された異変の調査のため、ログスエラ山脈へと出発する。道中の村で助けを求められたルルは橋の復旧作業を手伝うことに。壊れた橋の先に住んでいたのは魔女めいた雰囲気を持つ薬師の老女・ソランジュ。イリスの姿を一目見たソランジュは、なんと「母さま……!?」と呼びかけ――。主にルルに向かって誤解だと主張するイリスに対し、ソランジュは一行をある場所へと導く。その洞窟でルルたちを待つ、驚愕の出会いとは……!?
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