[小説]神話伝説の英雄の異世界譚

あらすじ

奥黒比呂(おうぐろ ひろ)はかつてアレーティアという異世界に召喚され、《軍神(マルス)》として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。その後、比呂は全てを捨てる覚悟を決め、記憶を失う代償に現代へと帰還する。日々幸せを謳歌していた比呂だったが、なんの因果か再び異世界に喚び戻されてしまう。――そこは、1000年後のアレーティアで!?過去の栄光が『神話』となった世界で、『双黒の英雄王』と呼ばれた少年の新たな『神話伝説』が幕を開ける!

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  1. 神話伝説の英雄の異世界譚(1)
    神話伝説の英雄の異世界譚(1)
    ミユキルリア / 奉
    必要ポイント:650pt

    奥黒比呂(おうぐろ ひろ)はかつてアレーティアという異世界に召喚され、《軍神(マルス)》として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。その後、比呂は全てを捨てる覚悟を決め、記憶を失う代償に現代へと帰還する。日々幸せを謳歌していた比呂だったが、なんの因果か再び異世界に喚び戻されてしまう。――そこは、1000年後のアレーティアで!?過去の栄光が『神話』となった世界で、『双黒の英雄王』と呼ばれた少年の新たな『神話伝説』が幕を開ける!

  2. 神話伝説の英雄の異世界譚(2)
    神話伝説の英雄の異世界譚(2)
    ミユキルリア / 奉
    必要ポイント:650pt

    元の世界から異世界に転移し、《軍神》の記憶を取り戻した奧黒比呂。グランツ大帝国の窮地を救ったことで皇族から注目を集めた比呂のもとに、皇帝から招聘の書状が届く。第二皇帝の末裔を名乗る比呂が赴いた帝都で待ち受けていたのは、第四皇子として王位継承権を得ること。功績を上げれば継承順位を昇格すると告げられた比呂は、名声を得るためにリヒタイン公国との国境線へ身を投じる。だが、戦場にはリヒタイン公国軍だけではなく、第三の勢力が迫っており――!?再臨した《軍神》が覇を唱える異世界ファンタジー、第2幕!

  3. 神話伝説の英雄の異世界譚(3)
    神話伝説の英雄の異世界譚(3)
    ミユキルリア / 奉
    必要ポイント:650pt

    リヒタイン公国との戦いを制した奥黒比呂は、国王より功績を讃えられるとともに新たな任務を命じられる。その内容は《紫銀姫》と呼ばれるレベリング王国の王女・クラウディアの成人の儀へ出席するという穏やかなものだった。何事もなく終わるはずだったレベリング王国での祝宴。しかし、王太子のクーデターによって王国全土を巻き込んだ戦いへと発展してしまう。クラウディアの手を借りて王都を脱出した比呂は、反撃の機会を窺うが、孤立無援のふたりにはわずかな戦力しか残されておらず――!?再臨した《軍神》にさらなる試練が襲い

  4. 神話伝説の英雄の異世界譚(4)
    神話伝説の英雄の異世界譚(4)
    ミユキルリア / 奉
    必要ポイント:630pt

    第六皇女・リズの敗退、《軍神乙女》アウラの孤立――。その知らせを聞いた比呂は急ぎ帝都へ帰還する。しかし、皇帝から拝したのは「アウラを見捨てよ」という無慈悲な下命だった。《軍神》に届きうる才を失う痛手を避けるべく、比呂は僅かな兵を率いて出立を決める。行き先は戦場のフェルゼン属州ではなく、裏で糸を引くドラール大公国――。一方、敗北し囚われの身となったリズは、グランツ大帝国に復讐を誓う亡国の皇女・スカアハと対面を果たす。怒りを露わにする彼女が携えた槍の名は《氷帝》――《炎帝》と相反する属性を持つ氷槍で

  5. 神話伝説の英雄の異世界譚(5)
    神話伝説の英雄の異世界譚(5)
    ミユキルリア / 奉
    必要ポイント:650pt

    フェルゼン属州でリズとアウラを救い出した比呂は、皇帝の召喚状を受けて大帝都への帰路を行く。自分の考えで歩き始めたリズを見て、グランツ大帝国『千年の大計』の再現に確信を得た比呂はついに行動を開始する。――すなわち、他の王位継承者を失脚させ、リズを玉座につける計画の始動を。次に踊る舞台は大帝都。第一皇子シュトベルと再びの邂逅を果たしたのもつかの間、北方の第二皇子セレネも姿を現し、ますます空気が張り詰めていく。皇帝との謁見にて、突如シュトベルは皇位継承権の放棄を宣言する。事態に騒然となる謁見の間。そして転がるグランツ大帝国皇帝の――――死体。

  6. 神話伝説の英雄の異世界譚(6)
    神話伝説の英雄の異世界譚(6)
    奉 / ミユキルリア
    必要ポイント:650pt

    シュトベルの暗躍を食い止めることができなかった比呂とリズ。帝国内の混乱を避けるため、グランツ大帝国皇帝の死は隠された。しかし畳みかけるかのように帝都へ届く、六ツ国の侵攻とシュタイセン共和国による国境線への軍配備の知らせ。南方の防衛をリズたちに任せ、比呂は六つ国の軍勢十五万を食い止めるべく、僅か二万の兵を率いて西方へと向かう。第二皇子セレネやレベリング王国女王クラウディアと密約を交わし戦場へ向かう比呂だったが、かつての盟友《黒天五将》の末裔と刃を交えることになり……!?再臨した《軍神》が帝国の未来を想い選ぶ道とは。衝撃の第6巻、開幕……!!

  7. 神話伝説の英雄の異世界譚(7巻)
    神話伝説の英雄の異世界譚(7巻)
    奉 / ミユキルリア
    必要ポイント:650pt

    《軍神》の死。その知らせはグランツ大帝国を駆け巡り、民は嘆き、悲しみ、そして怒りに震えた。比呂を喪ったリズ達の心の傷もまた深く、しかし六つ国との戦が彼女たちに悲しみに暮れることを許さなかった。一方、六つ国軍は取り逃がした《軍神》への対処を巡って2つに割れ、弟を殺されたルカは憎悪のままに虐殺を開始する。六つ国が侵攻を再開し、対応に追われる帝国のもとへ救援に現れたのは、レベリング王国女王クラウディア。そして彼女の傍らには仮面の男――《黒辰王》の姿があった。《軍神》を喪った世界は、新たな局面を迎える。震撼の第7巻、開幕……!

  8. 神話伝説の英雄の異世界譚(8巻)
    神話伝説の英雄の異世界譚(8巻)
    奉 / ミユキルリア
    必要ポイント:650pt

    比呂とリズ、2人の道が分かたれてから2年の月日が流れた――。皇帝や《軍神》を喪った傷は根深く、権勢に綻びを見せ始めるグランツ大帝国。その中枢では、強く、美しく成長したリズが、ローザ達に支えられながら力を振るっていた。そしてリズは南方からの要請を受け、隣国であるシュタイセン共和国の新たな指導者を巡る争いに身を投じる。一方、《黒辰王(スルト)》としてバウム小国に身を置く比呂もまた、ある思惑からシュタイセン共和国へと赴くのだった。群雄割拠の大陸を舞台に、リズの「王道」と比呂の「覇道」が絡み合い、新たな時代を紡ぎ出す! 怒涛の第8巻、開幕……!!

  9. 神話伝説の英雄の異世界譚(9巻)
    神話伝説の英雄の異世界譚(9巻)
    奉 / ミユキルリア
    必要ポイント:650pt

    かつてはグランツ大帝国に並ぶほどの権勢を誇りながら、度重なる戦火に焼かれ、六ツ国に支配されるに至った悲劇の地――フェルゼン。喪われたフェルゼン王家唯一の生き残りにして《氷帝》の使い手であるスカアハは、盟友であるリズ達と共にいよいよフェルゼン奪還に臨む。悲願である祖国復興に燃えるスカアハの瞳――しかしその奥には、あまりにも悲痛な覚悟と焦燥があった。一方、ある思惑からフェルゼン奪還に協力する《黒辰王》。スカアハやローザとの対面を果たす中、成長したリズの姿には異常なほどの動揺を見せ……?戦場に雷鳴轟き、大陸はさらなる激動の時代へ! 第9巻、開幕……!!

  10. 神話伝説の英雄の異世界譚(10巻)
    神話伝説の英雄の異世界譚(10巻)
    奉 / ミユキルリア
    必要ポイント:650pt

    激化する六ツ国との戦争の中、敵の支配下にあるフェルゼンの新王都サンディナルに迫るリズ達。しかし、シュトベルとの決着の果てに《氷帝(ゲイボルグ)》を失ったスカアハは深い眠りから覚めずにいた。一方、アングイスの女王ルシアと密かに接触した《黒辰王(スルト)》は、彼女と約定を交わして六ツ国の中枢へとその手を伸ばしていく。大陸の歴史が大きく動く中、その裏で暗躍してきた“黒死郷”は新たな動きを見せ、さらなる深淵に潜む“無貌王(デミウルゴス)”の影が像を結び始める。千年にも及ぶ憎悪を湛え襲い来る復讐者を相手に比呂は――!?混迷極める大陸を切り開く第10巻、開幕……!!

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