黒蔦屋敷の秘めごと
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あらすじ
黒き蔦に覆われ、世間から隔絶された「黒蔦屋敷」。母が屋敷の使用人で、黒蔦屋敷の若い主人・雪比古を幼いときから慕っていた千鶴は、学業を終えて屋敷に帰ってきた。あこがれのお兄様・雪比古の世話をするために…しかし、妖しいまでの美青年に成長した雪比古は、相変わらず千鶴を溺愛するものの、世間からの隔絶はより深いものとなり、屋敷には暗い影が立ちこめていた。昔から病弱なせいだろう、と思っていた千鶴だが、そこには恐ろしい秘密が潜んでおり…!?
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ユーザーレビュー
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完読しました。
雪比古は千鶴を護る為、雪比古に憑いてる魔物と同化し千鶴を護った。その代償に雪比古の魄をあげる約束をし千鶴の最期を見届けた後、約束通り魔物に魄を渡した。千鶴も又、雪比古を護る為に自分の死後、魔物に魄をあげる約束をした。お互いがお互いを必要とした存在であり愛しく思う存在であった事。雪比古と同化した魔物は千鶴の死後、雪比古の言葉で約束通り千鶴、雪比古の魄を喰らった。最初、良く無い魔物だった筈なのに千鶴の献身的な気持ちを理解したのか?雪比古の中から出て来た魔物は良い魔物に成ってた様な気がした。魔物は雪比古、千鶴の魄と供に一緒に空へと飛び立った。死して尚、魄を喰われても雪比古と千鶴は一緒に居られるのは、ある意味、幸せになんだと思った。
by パーウ- 32
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3.0
色っぽい♪
お坊ちゃんと、家政婦の恋愛です。
ですが、お坊ちゃんは体が弱く、
不思議な力を持っています…
不思議な力というものが、かなりダークなもので、愛し合う二人が苦悩しながら絆を深めていきます。
題名の通り、暗くて広い屋敷の奥での出来事なので、色っぽい関わりがあるし、
二人ともやや病的?なところも。
絵も色っぽいので、良いのだけど…
セリフが多すぎ。かつ長すぎ。
内容が説明的すぎ。
せっかく絵がうまいので、ぜひ絵で表現してくれ!と思います。by せんぱ- 23
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5.0
短編漫画としてかんがえると☆5
最後ハッピーエンドだったので満足です。
最後は急ぎ足のようなストーリーでしたが、まぁその後もいつも通り仲良く幸せに暮らしジジババになるまで2人で暮らせて魔物も魔物じゃなく神になった‥と急ぎ足ながらも内容が詰まりまとまっていたので大満足です。
ラストを急ぐあまりイマイチな話になり、読者のご想像にお任せしますタイプの作品よりいいです。
ここからは私の想像ですが
魔物は長い時を過ごすうちに魔物から神に昇華したんですよね。
それならたぶん、魔物ではなく神になったことで2人の魂も食われて消滅ではなく神になった元魔物が天に届けてくれたんじゃないかな〜と最後に天に昇る元魔物を見て思いました。
素敵なハッピーエンドでした。by 匿名希望- 18
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5.0
美形ぼっちゃまの孤独と苦悩と少しの執着
大海とむ先生の作品は、女性キャラが穏やかな女性が多い気がします。そして、男性キャラのイケメン度合いといったら、もう‥。この作品は、好きな人がどんなものであっても、その人の事を好きでいられる強さをお互いに持っている2人の物語。禁断の〜もよいですが、こちらもオススメです。
by アイルーたまにゃん- 22
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4.0
付喪神の~を読んでからこちらを読みました。
芯が強く思慮深いヒロインは付喪神の~と重なりますが、坊っちゃんがストーカーばりのコレクターだったり くすっと笑えるシーンが多く楽しめます。
継母は当然の結果になりますが、坊っちゃんの父親も何かバチが当たっても良いのに……とは思います。父親が親に歯向かえず政略結婚を受け入れたのに、愛人とも切れずに……と狡いことをしてたのが一番悪いのに。でも妻(愛人)が廃人になったのが彼へのバチなのかなーと想像しています。
ヒロインと坊っちゃんは、末長く幸せに暮らしましたとさ🎵で終わるので良かったです。他の方も書かれていますが、魔物も魔物ではなくなり昇華しています。by 匿名希望- 14
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5.0