[小説]反逆の花嫁
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あらすじ
貴女は俺の花嫁になるんだ、選択権はない-父王の再婚で居場所をなくしたジークリンデは、神様の花嫁である<聖剣の巫女>となるべく聖地へ渡った。巫女仲間との日々は、王宮とは違い楽しく穏やかなものだったが、ディーハルトの登場により突然破られた。ディーハルトは、王国で謀反が起こり、ジークリンデは新しい王の息子である自分の婚約者になれと告げたのだ。強引な結婚は“悲劇の王女“の立場を利用するため? ジークリンデはディーハルトに絶対に心を許すまいと誓うが……?!※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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みんなのレビュー
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文句なしおすすめです!
ヒロインの口調がおばあちゃんみたいで最初ちょっとビックリしました。男性の発言かと思ったらヒロインの発言で、思わず何度か読み直してしまいました(笑)
(無料試し読みで確認できますので、気になる方は取り敢えず読んでみてください)
二十歳前とはとても思えない口調になかなか馴染めない方もおられるかもしれませんが、そんな時はちょっと低めのハスキーボイスで脳内再生してみる事をおすすめします♪
ヒロインの人物像は、自他共に認める「腹黒」という描写が何度も出てきましたが、個人的にはそうは思いませんでした。
見た目は可愛いお姫様でも、夢だけを見て楽天的に生きてはいけない環境の中、それでも自分の人生を悲観する事なく、若いながらも一生懸命考えて少しでも自分にとって有利な状況を目指す姿は、「見た目を裏切る腹黒さ」というよりは普通にひたむきに生きている等身大の女性だという風に感じました。
実はお相手も同じような人物設定になっていますので、ラブラブあまあまでときめきを感じるような場面は全くと言っていいほどありません。でも、ほのぼの系の王道ハッピーエンドはお腹一杯です、なんて時に読むにはまさにうってつけだと思いますし、ご都合設定があまりお好きでない方を十分満足させる世界観が丁寧に描かれています。
また、この作者さんは同じ世界観で別のシリーズ(なんと10巻越えの長編で完結済み)を書かれています。そちらのシリーズに手を出す前の試し読みとして、1巻完結のこちらの作品を捉えてみるのも一興かと思われます。
各キャラクターが個性的に、皆それぞれの場所で必死に生きて、そして無情にも勝者と敗者が存在する世界は読後に独特の余韻すら感じさせます。長々と書きましたが、文句なし星5つのおすすめ作品です!by tostone- 1
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