4.0
読みやすい
ジェーン.オースティンの世界観を感じられる作品でした。絵も綺麗ですし、短いストーリーなので読みやすいです。
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ジェーン.オースティンの世界観を感じられる作品でした。絵も綺麗ですし、短いストーリーなので読みやすいです。
面白いです。とにかく絵が綺麗で、引き込まれます。海外ドラマを見てるようでした。他の作品も読みたいと思いました。
何不自由ない貴族令嬢の伝統にしばられた自由のない暮らしの中で、それぞれの人生を切り開いていく様子は、他のレビューにもある通り若草物語のような展開です。
身近なところでお互いを理解し合える伴侶を見つけた長女セーラはメグ、文筆家として身を立てようとするミリセントはまさしくジョー。
ジュリアにしてもエイミーにしても末っ子は甘ったれでお調子者で皆から可愛がられるというのは定位置。
水晶宮や当時の万博の様子、風俗なども丁寧に描かれていてビジュアルも見応えのある作品です。
短めなのでサクッと読めます。利害の一致ではなく結婚に「愛」は必要なものであって神聖なものなんだなと改めて考えさせられました。片思いの時ってなんとも言えない楽しさを不安が入り交じりますよね。その気持ちがこの作品で思い出しました。
素敵な作品です
望月先生の絵は繊細で美しくこの時代を描くのに本当にぴったりだと思います。お互いが思い合っているのになかなか前に進めない二人。美し絵とあいまってとても素敵な作品です。
綺麗な絵に胸がきゅんとなるようなストーリーがとっても素敵です。
スカートの影で手をつなぐシーンが大好きです。
激しい恋愛ではなく、可愛らしくもあり大人でもあり。
とにかく絵が綺麗で上品。かつ漫画的にも魅力的な構図が好き。
若草物語のような、ほんわかしたストーリーでした。