【ネタバレあり】失恋専門のレビューと感想（8ページ目）

深い

一話と二話、三話が別々のお話になっています。
それぞれの女性の何とも言えない切ないラブストーリー。
相手の幸せを願える人には本当に幸せになってほしい。
そう思える作品でした。

不倫ものは好んで読まないのですが、月に祈るは読んでよかった、ぜひ読んでほしい作品。主人公が不倫相手に放った言葉、千早が主人公にかけた言葉、それぞれが刺さりました。短編映画を読んだくらいの余韻がある作品です。

フラれた人と離れるよりは、と1年も恋愛相談に乗ってる主人公。
そのことを会社の同期に聞かれてしまい、彼氏のふりしてヤキモチ焼かせてやるということに。

深夜の

深夜のダメ恋図鑑から作者さん買いです！読みやすく、話に引き込まれてます。ふった相手の主人公に、長々と彼女の相談を投げつけるなんて性格悪い！

まあまあ

女性て次いったら忘れるとか、上書きとか言われるけど、このヒロインみたいに長い間悩んだりウジウジしてる人の方が多い時思う。

まだ全部読んでいませんが、作者さんの絵がとても好きで他作も読んでいます。
好きな物を断ち、願掛けをするヒロインの幸せな未来を！と思ってしまいました。
これからも応援します。

月に祈る が切ない

3作目の月に祈るが、とても切ないです。

主人公映見を、中学時代の塾の先輩千早が見守りながら進んで行くストーリー。
通常この作家さんなら千早と映見が最後結ばれる形になると思うのに、今回は違う結末に。
どうしてだろうと読み進めていくと、最後に答えが出てきます。

最初に読んだ時も衝撃でしたが、何回も一コマ一コマ丁寧に読み返していくうちに、切なさがどんどん溢れて、涙が止まらなくなりました。
千早が公園で声をかけることが出来ず、明るいところまでただ後ろを付いて行った、というのは、自分の境遇や映見を想う気持ちは決して語らず、映見が幸せな結婚を迎えるまで、ただ見守り続ける、という意味に繋がるんだと思いました。
最後に千早自身もトンネルを抜けて明るい場所に出たことで、映見だけでなく千早も今までの過去から抜け出し、新たな明るい未来に進んで行くと信じたい。
隣で支えてくれる彼女と一緒に幸せになってほしいと、心から思いました。

最後の方は一コマ一コマ、絵だけで見せる描写も、とても切なく心に響き、良かったです。
この作家さんで、ここまで心を揺さぶられる話に出会えるとは思ってなかったので、この作品に出会えて本当に良かったと思いました。

相変わらずこの人の短編は良い。大体似通った女性像だなーと、いろいろと読むにつれ思いますが。。でも読後のすっきり感とかハッピーエンドとか良いです。

いいね。

絵がかわいい。話の内容についてはスッキリ終わるからいいけど、その後のつぎの始まった恋愛も気になるわ。

月に祈る

月に祈るが切なかったです
千早の存在も大きかったと思いましたが、自分自身がしっかりしているんでしょうね。相手に言い放つ『あなたが⚫️ねば〜』っていう台詞がとても良かったです。