【ネタバレあり】吸血遊戯＜ヴァンパイアゲーム＞のレビューと感想

私の学生の頃の青春 吸血鬼の話し

友人のススメでハマる学生時代。
その頃にはもう古かったみたいで中古屋駆け回ったなぁ。成人してからフリマサイトで全巻揃えた。 登場人物も何人か未だに覚えてるくらい。
ポイント放置してたら充分買えたので全話購入した。

久しぶりに読んだけど、画質が悪いね。
漫画の方がいいかな。3巻くらいまではトーンがキツイので見づらいのと、まだ登場人物が固まってないので悪しからず。 だんだん垢抜けていきます。作者がBLGL要素が得意らしいので、そういったのも見れます(カップリングしやすい)


話の流れは、その昔
吸血王がある男と戦い、それに敗れます。
敗れた時に「復讐してやる。きっとお前もお前の血縁者の中で転生するだろう。見つけて必ず○す」と言いました。
それから時は流れ…
女王は自分のじい様の伝説を聞かされる毎日。 彼女には好きな人がいるのに、「その血を絶やさぬために血縁者から婿を取れ」と教育されてきました。 いつしか「じいさんのせいで好きな人との未来を諦める羽目になった！吸血王が復活しなくても私が見つけ出してボコボコにしてやる！」という具合。(爺様が吸血王を倒した事で国王になった→自分が女王になった原因)

そんな中、村から「人の血を吸う魔物」の討伐要請が。 臣下は「吸血王が再来か！」と騒ぐも
魔物の正体は 草食動物。 吸血王は人の姿だと取り合わない。
しかーし、好奇心旺盛な女王は自ら討伐に向かうのだった。

そして実は草食動物には村人を襲う理由があった。 そして転生しようとする吸血王と契約を交わし、力を得ていた。

そんなこんなで、実は吸血王はその契約の対価を頂いて 草食動物として転生。
そして憎き男の血筋である女王に飼われる(ある意味潜入成功)ことに。

そしてある日、女王に正体がバレた事から
二人の「血縁者からじいさんの転生を探してボコボコにするぞ！」なストーリーが繰り広げられます。(吸血王ドン引き)


話の展開は、
吸血王→女王→好きな人 みたいな
3角一方通行要素ありです。
そして女王も天真爛漫と思いきや、孤独な部分や繊細なところ、女王としての品格素質もあり
様々な問題に向き合って行く物語です。

最後の方なんか「くっ！！なんでなんでよ！（т-т）うあああ そこくっつくんかい！おおおお！？」な展開ありです！鳥肌モノ！

ぜひ見てほしい！！